清水玲子先生が好きで作った非公式ブログです。 現在は『秘密-THE TOP SECRET-』を中心に。

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# 【秘密二次創作】スイートルーム

「秘密」の二次創作です。原作とは一切関係ありません。

青薪です。
「可愛い感じ」のを書いてみたくて。

ただしこの話は腐女子嗜好強く、しかもR表現含まれますので
苦手な方はご遠慮ください。
(まぁ、たいしたこと無いですけど。いきなり最初からなので・・・)
 



スイートルーム

俺は右手で自分の欲望を握り、適度な刺激を与えながら上下させる。
「薪さん・・・・」
愛しい人の名をつぶやきながら。

俺は目を瞑って薪さんの姿を思い出した。薪さんの顔、その美しい瞳、睫毛・・・肌、肌の質感。

俺は想像の中で、薪さんを犯す。

まずはベッドに仰向けになった薪さんの、その背中に両手を回した。そのまま両手を下に下げて行き・・・
柔らかい双丘を優しくなでながら、指を奥まった場所へ移動させる。指はゆっくりと、その蕾にたどり着き、そっと押し込められた。
「あ・・・」
薪さんが声を出す。俺は薪さんの両足を開かせ、指が入ってる場所を見た。薪さんのそこは、指をきつく締め付け・・・でも中は熱くて。俺は指を2本に増やし、そっと中を拡げてみる。そこには赤い内壁が、ヒダが、俺のペニスを誘い込むように濡れて光っていた。ああ・・・・!ここに入れたい。一刻も早く!

と、ここまで想像した所で俺は限界を迎えた。自分の右手に激しく射精したのである。
「はぁっ・・・・」
とてつもない虚脱感に襲われる。いつまでこんな・・・妄想で薪さんを犯し続けるんだろう。

丁度手を洗った所に、携帯が鳴った。発信元は薪さんだった。
「はい、青木です」
努めて爽やかに出る。
「青木、非番の所悪い。今、大丈夫か?」
罪の無い声で聞いて来る薪さん。
「はい」と答えると、さらなる追求が来た。
「青木、今、何してた?」と。

あなたをオカズにひとりエッチしてました。なんて死んでも言えないので
「いや、まぁ、ちょっと・・・別に、何もしてませんでしたが」と答えにならない答えをしてしまった。
電話口で薪さんは、少し笑ったようだ。まさか・・・見ていたんじゃないだろうな?と、一瞬怖くなった。

「青木、ちょっと今から出て来られるか?非番の日に、しかも遅くに悪いが、タクシー使っていいから。仕事の話がある」
急に現実に引き戻された。もう夜の8時だったが、薪さんに呼び出されるのは悪い気がしなかった。

第九に着くと、薪さんが仕事の話を要領よく説明し、指示してくれた。夜も遅いから、チャッチャと片づけて帰そうとしてくれているのがよく解った。でも俺は別に、そんなに急いで帰らなくても良かったんだ。別に予定も無いし。

一通り仕事が片づくと、俺は気になっていたことを聞いてみた。
「さっき電話で、なぜ俺に『今なにしてたか』って聞いたんですか」

薪さんは少し含み笑いをしながら、パソコンのモニターからあるソフトを起動させた。
「これを見ろ」
画面は、ゲームの画面だった。パソコンに、見覚えのあるキャラクターが居る!
「岡部さんじゃないですか!」
2頭身で、3Dキャラになった岡部さんがパソコンの中にある部屋で暮らしている。
「パソコンで岡部さん飼ってるんですか」
俺はおかしくなって聞いた。

薪さんは「そんな趣味は無いが」と前置きしたうえで、説明してくれた。
「これは『ぱんだい』が開発した『はっぴーふれんず』っていうゲームだ。先月のトイショーに出品された新作なんだ。だが、市販品と違って、これは警察用に特殊に改造されたスゴイやつなんだ」

「改造?ただのゲームじゃないって事ですか?」

「そう、犯罪者の行動パターンを読むのに使う。ここにいるのは単なる岡部のアバターじゃないんだ。驚くべきシンクロ率の高さがある。ほぼ、岡部の分身といっていい」

「分身?という事は、岡部さんとほぼ同じ行動をしてるって事ですね?」

「そう、このキャラクターは・・・・」と言いながら、薪さんは画面の中の岡部さんをクリックしてみた。岡部さんはピクッと飛び上がった。かわいい!
「オカベエって言う名前なんだが」言いながら、薪さんもクスッと笑った。

「オカベエを作る時には、顔や身体のパーツを組み合わせて作るだけじゃないんだ。岡部の生年月日や身長体重、出身地、血液型、だいたいの生活パターン、趣味、家族構成、宗教観、政治理念、などなど・・・・様々な項目を入力して作る。そうすると驚くほど行動が合致するんだ」

「この手のゲームは昔からありましたが、警察用に改造されてるんじゃスゴイんでしょうね」

「スゴイなんてもんじゃないぞ。軽く奇跡だ」薪さんはいたずらっぽく微笑んだ。

「例えばこの、オカベエが今何してたと思う?」
「えっと、テレビ、見てますね」
「そう、このオカベエは今、風呂上がりにビールを飲みながら野球を見てる」
オカベエったら、親父丸出しだ。

薪さんはおもむろに受話器を取り上げ、先に帰宅した岡部さんに発信した。
「もしもし、岡部?薪だ。今、何してた?」
薪さんはオンフックで岡部さんの声を聞かせてくれた。
「今ですか?風呂上がりにビール飲みながら巨人戦見てました」

完璧にオカベエと合致している!
「すごい!ここまで完璧に一致しちゃうなんて!」
「まぁもちろん、異なる場合もあるがだいたい合致する。被疑者のアバターを作っておくと、行動パターンなどもだいたい読めるんだ」

「すごいですねぇ・・・・」
と、感心していた俺は、一瞬で青ざめた。
「薪さん・・・まさか・・・・」
俺に聞いたってことは・・・・
「お前のもある」
俺は気が遠くなりそうになった。薪さんはいたずらっぽく微笑むと、もう一つのゲーム画面を開いた。そこには・・・・

「アオキだ」と説明してくれた。2頭身で3Dの俺がいた。
「あ、アオキは、なにをしてたんですか」おそるおそる聞いてみる。
「さぁな」薪さんはニヤニヤしながら言うと、「もう帰るぞ」とジャケットをはおった。

----

ああもう、本当に、アオキはなにをしてたんだろう!?まさかまさか、薪さんをオカズにひとりエッチはしてないだろうっ!でも・・・・ああっ、何故か猛烈に恥ずかしいっ!!!!

そんな事を悶々と考えながら、俺は自分でもそのゲームをダウンロードしてみた。
そして自宅のパソコンにも自分を作ってみた。
第九のパソコンで薪さんに飼われているのがアオキだから、自分の家にいるこいつは「イッコー」と名づけた。見た目も中身もほぼ「アオキ」と一緒だ。

「アオキ」と「イッコー」と「俺」。同じ人間がこの世に3人もいるなんて面白い。そして3人とも、だいたい同じことしてるんだもんな。

薪さんも作ってみよう。
俺は顔や身体のパーツを選んで、質感や雰囲気まで忠実に再現してみた。我ながら、ものすごく可愛いキャラクターが出来た。「マッキー」だ。

だが、見かけだけは完璧なものの、実際の中身の入力が出来ない。
何故なら俺は・・・・

薪さんの事を何も知らないからだ!

薪さんの正確な身長体重、生年月日、血液型、出身地、家族構成、趣味、特技、持っている資格、好きな食べ物、好きなタレント、嫌いな食べ物・・・・
何も知らない!
こんなにも何も知らないなんて!

こんなに何も知らない人を・・・こんなに好きになってるなんて!

俺って、薪さんのどこに惚れたんだろう?だって何も知らないのに。
「顔じゃないの?」と、画面のマッキーに言われたような気がして、ちょっとへこんだ。そんなわけじゃないけど。それは絶対違うんだけど。
でもここまで何も知らないんだったら「外見に惚れてるんでしょ」って言われてもたぶん、仕方が無い。

前に、滝沢さんに言われたことを思い出した。
「お前は薪のことを何も知らないのだろう?」
はいそうです。その通りです。あの時は悔しくて「薪さんのことは薪さんに聞きます!」ってはねのけたっけ。
でも本当に何も知らないんだってことを自覚させられる。

俺は、仕方ないので・・・・
中身がからっぽのマッキーをクリックし、イッコーの部屋に放り込んでみた。

イッコーはビックリして、でも大喜びで部屋の中をぐるぐる走り回った。そして、マッキーに飛びついて、またがった。
「ああ!やめろっ!」
思わず叫ぶ。俺は・・・・薪さんが部屋に入るなり、こんな行動を取るんだ。

----

『思考は現実化する』とは、昔から自己啓発関係の書物で言われている。イメージトレーニングの一環だ。

ならば・・・・

こんなにも毎晩、イメージの中で薪さんを抱いてるのだから!いい加減、夢がほんの少しでも、叶ってくれればいいものを・・・・

叶えているのは画面の中のイッコーだけだ。イッコーは、空っぽのマッキーをずっと抱きしめて離さない。
「おい、イッコー」
たまらず話しかける。
「その薪さんはな、空っぽなんだぞ。可愛いけど、中身は何にも入ってないんだぞ」

俺はそう言い捨てて、パソコンをシャットダウンさせた。

----

次の非番の日。夕食を済ませた後、久しぶりに自宅のパソコンにいるイッコーを覗いて見た。

そこには、やはり非番で夕食を済ませ、パソコンに向かっているイッコーが居た。そしてその膝の上には・・・・空っぽのマッキーを抱いている。
「おい、イッコー、いい加減に離せよ・・・・そのマッキーはな・・・・」と言いかけた所で、思わず目を疑った。
画面の中のマッキーが、ニッコリ笑ってイッコーに向き合ったのだ。
「・・・・人格が出来ている?」
イッコーの思いが、イッコーの願いが、この空っぽのキャラクターに命を吹き込んでいたのだ。そんなゲームだったっけ?そんな機能は無いはず・・・だが・・・・

俺が混乱していると

ピンポーン

インターフォンが鳴った。俺はなんとなく、訪れて来た人が薪さんである事を予感し、ドタバタと走りながら玄関へ行った。
「はい?」
俺のアパートはテレビドアフォンなんか無いから、ドアの除き穴から外を見る。気持ちワクワクしながら。そこにはやはり・・・・
「薪さん、どうしたんですか!」
チェーンを外し、ドアを開いて薪さんを迎え入れる。

そこで一瞬、躊躇した。
薪さんが入って来るということは・・・・俺は・・・・俺のする行動は・・・・イッコーのした行動は・・・

いや、我慢するんだ。
俺は必死で理性を保った。
そんな俺の慟哭を知ってかしらずか、薪さんがうつむきながら、ちょっと照れくさそうに言った。

「アオキが居なくなったんだ」

「アオキが・・・?」
訪ねると、薪さんは顔を上げて説明してくれた。

「パソコンの画面から消えた。どこに行ったか解らなくなったんだ。ゲーム業者に聞いてみたら、そんな事ってあり得ないらしい。だから・・・・」

「だから、心配になって来てくれたんですね」

俺は、顔が緩むのを我慢できなくなっていた。
「お前に、何かあったんじゃないかって・・・・」
そう、言い訳する薪さんの背中に手を回し、そっと部屋に招き入れた。

アオキが。
アオキが薪さんを連れてきてくれたんだ。ここに!

「アオキ、こっちに居るんですけど、見てみます?」
っていいながら、パソコンのある部屋に薪さんを導いた。
パソコンの中で、マッキーといちゃいちゃしてるイッコーを紹介しよう。何もかも白状しよう。そして・・・・

「いや、何も無いならいいんだ」
そういって薪さんはくるりと背を向けて部屋を出る。
「ええっ!薪さん・・・・」
「まだ仕事があるんだ。ちょっと寄っただけだ」
そういってどんどん進んでしまう。
「あ、じゃあ、お供しますぅ」って訴えながら、俺は慌てて後を追う。出がけに、ジャケットだけ掴んで出た。



残された部屋で、イッコーとマッキーは一部始終を見て、笑っていた。
「本体は両方とも、不器用だね」と言いながら、キスをしていた。
 

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(前はユーカリというHNでした。今はtwitter名に合わせてちえまるとしてますが、どちらで呼んでいただいても構いません)

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●二次創作、イラスト、感想、レポート、雑記…等々。

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