清水玲子先生が好きで作った非公式ブログです。 現在は『秘密-THE TOP SECRET-』を中心に。

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# 【秘密二次創作】優しい秘密.2

「秘密」の二次創作です。原作とは一切関係ありません。

続きですが、2話目は特に腐の要素強めなので、BLやR表現の苦手な方はご遠慮ください。
 



優しい秘密.2

薪さんが、雪子さんにバレることを気にしてるなんて・・・
普通に考えれば当然のことなのに、その事実は思った以上に俺の精神に衝撃を与えた。

「そりゃ、そうか・・」
つぶやいて苦笑する。

俺の『元カノ』が、そう、薪さんの全く知らない人だったら良かったんだと思う。

でも雪子さんは・・よりによって、雪子さんは・・薪さんと旧知の仲だし。鈴木さんの『元カノ』でもあるし。今でもエレベーターなんかで時々目にするし。

薪さん・・俺に抱かれてる時にも考えるんだろうか。俺が雪子さんと付き合ってたときのことを。
俺の身体、嫌だな・・って思いながら抱かれてるんだろうか。気持ち悪いって思いながら、抱かれてるんだろうか。

「でも・・どうしたらいいんだ・・」

ソファで頭を抱えながらつぶやく。

そこへ、シャワーを終えた薪さんがやって来た。

「青木・・何してんだ。湯冷めするから先にベッドに入ってろっていったろ」

タオルで頭を乾かしながら、バスローブ姿の薪さんが近寄ってくる。
シャワーを終えたばかりの薪さんは・・うっとりするほど、綺麗だ。

しっとりとした肌の質感、少し濡れた睫毛、西洋絵画で見る天使そのものだ。

「薪さん・・やっぱ薪さん・・・やっぱ、綺麗だ・・」

独り言のようにつぶやいて、ソファに座ったまま、立っている薪さんをそっと抱きしめる。
ああ、いい匂いだ。

「青木・・・」
薪さんはそう言って、俺の頭にそっと手をのせる。

「薪さん・・こうやって2人でいる時も、雪子さんのことを考えますか?」

「青木?・・僕は」何か言いかけた薪さんをさえぎって続ける。

「でも、俺・・どうしたらいいんです?もう過ぎたことをどんなに後悔したって・・」

そこまで言いかけた俺を、ぐいっと引きはがし、薪さんがたしなめる。

「後悔なんて言うな!雪子さんに失礼だぞ」

出た・・薪さんの美点でもあり、弱点でもある。自分より人のことを第一に思いやる。

「・・薪さんはいつも、自分より雪子さんのことを考えるんですね。俺が、雪子さんに嫉妬しそうですよ。でも、彼女の為に俺たちの関係を秘密にし続けるのは・・」

「それだけじゃない!・・僕は、それだけじゃない、僕は・・自信がないんだ。僕たちの関係がもし終わってしまったら、逃げ場がないから。僕たちの関係が終わっても大丈夫なように、関係を秘密にしておきたかったんだ。雪子さんに気を使ってるだけじゃない。僕は自分のことばかり考えてる」

また新たなショックだった。薪さんは既に『関係が終わる』ことを覚悟しているのだ。
背筋に寒気が走った。

「関係が終わる?そんなこと、あり得ないってもう、解ってるくせに・・」

そう言って立ち上がると、薪さんをベッドへ押し倒した。少し乱暴に。



最初からむしゃぶりつくように、激しいキスをする。
「・・んっ!・・はっ!」
薪さんが息をする為に時々逃げるが、すぐさま追いかけてその口を塞ぐ。舌を差し入れ、中にある薪さんの舌をすくいあげるように絡ませた。

激しいキスをしながら、下半身をやんわりと抱き寄せ薪さんの欲望を刺激する。
自分のペニスも押し付けて、薪さんのと一緒に手のひらに包み込んだ。

「薪さん・・俺の身体、嫌ですか?」

「あっ・・あ・・」
全身を震わせ、余裕が無くなっている薪さんに語りかけた。

「雪子さんのお古で嫌だな・・気持ち悪いな・・って思いながら抱かれてるんですか」

「あ・・だから・・そ、そんなこと言ったら雪子さんに・・しつれい・・だろっ」

「全く・・あなたって人は」

薪さんのものとも、自分のものとも解らない体液を指でなでおろし、薪さんの奥まったところへ塗り付ける。
指の腹で優しくなでながら、上半身を起こして顔をその位置へ移動させた。

まず薪さんのペニスにキスをして、そのままためらわず口の中へ。

「あ・・ま、待て・・!」

急な刺激に、薪さんの腰が一瞬ひけた。その腰を左手で押さえ込んで抱き寄せる。右手は窄まりを弄って。

何度か口の中で上下させ、薪さんが達する前に離した。

「あ、ん・・もう・・」

中途半端に投げ出されて、限界の声を出す薪さんが愛らしい。
でも今夜は、もっとしたいことがあるんだ。

薪さんの足を限界まで開かせ、再びペニスにキスをしてそのまま・・唇を下に移動させた。

「・・!・・やっ、やめ・・」

薪さんが慌てて上半身を起こして逃げようとするが、俺は両手で腰を押さえつけて引き寄せた。
俺の唇は、指で十分に緩められた窄まりへ・・

「あ・・あ・・い、嫌だ・・そんな所・・」

薪さんの可愛らしい、ピンクの蕾を舌先でつついてみる。

「や、やめ・・」

薪さんは初めての時のように慌てふためいた。両手で俺の頭をつかんで離そうとするが、もともと力の抜けている薪さんの手ではビクともしない。

これは俺にとっても初めての行為だった。でも、ずっとこうしたいと思っていた。

薪さん・・薪さんのここ、すごく綺麗なんですよ。

心の中でつぶやいた。

自分は知らないでしょうけど。ピンク色で、濡れて光って・・とても美味しそうなんです。指で弄るとヒクヒクと震えて・・欲しがってるのが解るんです。

指の間から舌を滑り込ませ、追いつめるように入り口をこじ開ける。薪さんの先端から溢れる体液がここまで伝わって来て、俺のだ液と混ざって十分な潤滑ゼリーになった。

ジュッ・・チュ・・と、音を立てながら、薪さんの中の感触を確かめた。中では柔らかいヒダが、初めての刺激に、悦びに、震えているようだった。
時折、入り口を唇で柔らかく噛むと、蕾が答えるようにキュッと閉まってくる。

「ん・・おい、しい・・美味しいです」本当に、果実のような味がした。

「あ・・あ・・」
薪さんは初めての、思いもよらぬ場所への愛撫に、完全に弛緩していた。
俺は舌で弄りながら指も入れて、十分にほぐす。

「もう、我慢できない・・挿れますね」

自分のペニスをあてがうと、ズン!と一気に最奥まで突き上げた。

「ああっ!」たまらず薪さんが反り返る。

最奥まで突くと、薪さんの柔らかいお尻が俺の足の付け根に当たってそれも気持ちいい。

挿れたまま、両手でそのお尻を揉むのも好きだ。
こうしてお尻を触っていると、この中にある自分のペニスの存在を感じて熱くなる。

「ああ、入ってますよ・・・」
恍惚の表情で訴える。

今、こうしてつながってる今も・・

薪さん、雪子さんのこと考えてますか?罪悪感、感じてますか?
別れることを、覚悟してますか?
どうやったら俺たちは、本当にひとつになれますか?

聞きたいことはやまほどあったのに。
俺は自分の理性を手放し、行為に没頭していった。




「青木くん!ちょっといい?」

平日の昼下がり。
よりによって雪子さんが、ロビーで声をかけてきた。
俺は薪さん、岡部さんと一緒だったが、露骨に嫌な顔をするわけにもいかない。

「雪子さん・・お久しぶりです。どうかされましたか?」

ちょっと他人行儀すぎただろうか。しかし雪子さんは気にするでもなく、続けた。

「ちょっと相談があるんだけど、そこのカフェまでちょっと付き合ってよ」

俺の袖をひっぱる。ちょ・・なんてことをしてくれるんだ!薪さんの前で・・

「じゃ、僕たちは先に行ってるから」

薪さんと岡部さんが俺を置いて行こうとする。別に気にしてない、って薪さんは目で合図した。でも・・・

「あ、剛くんも一緒に聞いてよ。ちょっと個人的なことなんだけど・・」

薪さんは少し驚いて、でも、ここで断るのも不自然だと思ったのか。
結局、岡部さんだけが第九へ戻って、俺と薪さんと雪子さんの3人で、カフェに入った。

俺と薪さんが並んで座って、目の前に雪子さん。まるで雪子さんに男2人が面接されてるみたいだ・・
俺や薪さんの心境も知らずに、雪子さんは「コーヒー3つ!」と手早く注文すると、早速本題に入った。

「うちの父がね、ヤバいのよ」

いきなり内容が深刻だったので、俺も薪さんも唖然とした。

「青木くんは会ったことあるわよね。あの元気だけが取り柄の父が、いよいよヤバいって・・」

「お義父さんが・・」
と言って、少し慌てた。
確かに一度話したことはあって、その時は「お義父さん」と呼んだのだった。でも今のは、「お父さん」と呼んだのだ。雪子さんのお父さん。うん、それでいいじゃないか。変に焦ると余計に不自然だ。

「でね、私まだ婚約解消したって言ってないのよ。元気になったら言おうと思ってて。でももう、いつ亡くなるかわかんない状態ってわけ」

雪子さんはあっけらかんとふるまっていたが、内心辛いであろうことを察する。そう、彼女は気丈にふるまう人なのだった。
こんな時に・・・でも申し訳ないけど、俺は力になれない。

「最後に『婚約解消しました』なんて言えないから、ちょっと青木くん、病院の父に会ってくんない?最後に『雪子さんを幸せにします』って言うだけでいいからさ」

「ええっ!」

俺はビックリしてコーヒーをこぼしてしまった。
薪さんは冷静に聞いていたが、内心穏やかでないはずだ。

「嘘でいーの、嘘で。要は、父を安心させたいだけだから。最後の見舞いくらい来てくれたっていいじゃない?旅費は心配しなくていいからさ」

「そ、そんなこと・・・」

俺は動揺して、薪さんを見る。

「行け」

薪さんは冷たく、いや、薪さんにしては最大の優しさなのか?ゴーサインを出してくれた。

「行ってこい、青木。仕事の方はどうせたまってる有給があるんだから・・なんとかしてやる」

「さっすが剛くん、ありがとう!ちょっと青木くん、借りるわね」

雪子さんは明るくそう言って、薪さんの肩にポンと触れた。

「雪子さんの故郷は、確か・・」俺が言いかけると、薪さんも知っていた。

「大阪・・でしたね」
 



優しい秘密.3に続く

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(前はユーカリというHNでした。今はtwitter名に合わせてちえまるとしてますが、どちらで呼んでいただいても構いません)

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